Diario Sin Titulo

趣味の漫画描きの制作日記やら、雑学的なつぶやき等。ブログ名は「無題の日記」のスペイン語翻訳を意味する。読み方は「ディアリオ・シン・ティトゥロ」

私にとってのY資料

 描いてみたいと思う題材は色々と有る。自分自身の体験談において描いたら面白いと思われるのもあるかもしれない。

 そんな体験談的な物には、嫌な気持ち【おもい】をしたが、それは間違いなく漫画として使えそうなのも存在はする。

 それは資料としてまとめており、文字数は10万文字相当。一応、定期的にアップデートはしている。Xenosaga風に言えば、Y資料。

 ただ、それをそのまま漫画にしても、面白くはならない。むしろ、描く方も苦労するし、頓挫するだろう。

 体験談をどう活かすのか、が重要であり、体験談をそのまま漫画にする=面白い訳ではない。漫画として面白くする為の工夫は必要。

 もう1つの考えとしては、その体験談で味わった感情を自分で描こうと思う作品に投影する、という事。恐らく、それが現実的だと思う。

 尚、その資料をまとめるに当たっての心境【きもち】は、次のCDドラマの台詞の影響が大きい。

ケイオス
「シオン、過去は変えられないよね?」
シオン
「え?
ケイオス
「だから、忘れなくても良いと思う。」
「ただ、思い出す度に見つめ直すんだ。」
シオン
「見つめ直す?」
ケイオス
「そう、そして痛みの塊の事を全部知ってしまうんだ。」
「それがどんな大きさで、どのくらい奥深くに巣くっているのか?」
「それをきちんと知っているだけで生きていける。」

 思い出す度に見つめ直し、その思い出を時系列にまとめる。その当時のメールや写真を見返して整理する。

 苦しかった時代の事を思い出すのは辛い事。しかし、その気持ちを正しい方向に使えると人物描写が面白い事になると信じている。

 そしてその時代をきちんと知っているだけでも、確かに現在と未来を生きていけるのだな、と感じている。

 いずれにせよ、その思い出を正しい方向に活用できるように努めたい。

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