Diario Sin Titulo

趣味の漫画描きの制作日記やら、雑学的なつぶやき等。ブログ名は「無題の日記」のスペイン語翻訳を意味する。読み方は「ディアリオ・シン・ティトゥロ」

アニメ版機動戦士ガンダム THE ORIGIN全て見終えた

全て鑑賞

  Amazonプライム上で機動戦士ガンダム THE ORIGINのアニメ版を見始めてから、この日の仕事帰りの夜、シリーズの前半を鑑賞し、最後まで通した。気付けば夜中の3時だった。

 この記事自体は2020年8月25日の後付けだが、感想は沢山書いておきたくなったので以下に記した。

少年時代はまるで宮崎駿作品または世界名作劇場

 今回見たエピソードの初期*1の少年時代はまるで 宮崎駿作品。例えるなら天空の城ラピュタ辺りを見ているような感覚だった。

 特に声変わりする前の、後のシャア・アズナブル*2の声優がラピュタの主人公の声優だったので、声の力もあるからか、印象が強かった。

 あと、セイラが途中で典型的な魔女の被る帽子をかぶっていたので、ガンダムではなく、宮崎駿作品を鑑賞しているみたいに思えた。或いは、世界名作劇場

物語の転換点の1つは恐らく…

 少なくとも母親であるアストライア・トア・ダイクンの死去までは、宮崎駿作品的か世界名作劇場的な物語に思えるのだが、その死去から後のシャアの歪みの様な物は始まったな、と感じられた。

ピカレスク的な物語に

 エドワウ・マスからシャア・アズナブルを名乗る流れはピカレスク的な物になるのだが、それを決定づける幾つかのエピソードの中で、士官学校時代の話は青春物のアニメを見ているような気分だった。

 それと、シャア・アズナブル士官学校時代の後に、ララァ・スンと出会うきっかけとなる地球での工事現場就労は絵面的にとても面白かった。下々での就労も経験しているというのは、個人的にはシャア・アズナブル本人のカリスマ性にも根付いていくのだろうなと思えたエピソードだった。

 シャア・アズナブル以外ではガルマ・ザビランバ・ラルの話も良かった。勿論、物語全体を一応知っているので、その後を思うとこの人達は幸せとは言えない結末が待っているよな、という複雑な気持ちも抱きながらだった。

 そしてシリーズ最後までは戦争のドキュメンタリー的な物を鑑賞している感覚も併せつつ、シャア・アズナブルとして赤い彗星として賞賛される存在になる流れまで一気に鑑賞できた。

総評的な文章

 面白い、の一言。そして最初から最後まで物語の雰囲気を徐々に変えていると感じさせてくれた構成には感心した。

 初代ガンダムとの差異もあるし、人それぞれの好みもあるが、私はこのTHE ORIGINの方が好きだと改めて感じた。

 過去に漫画版のコンビニ販売版を少し読んだ事はあったが、ロクに覚えていない。だが、このアニメを一通り鑑賞した流れも有り、漫画版を最初から最後まで腰を据えて読もうと思うようになった。

 漫画版だけでなく、作者は違うが、

辺りも腰を据えて読みたいという気持ちは強まった。

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*1:アニメで見たエピソードの順番は6→5→4であり、それ以前のはまだ見ていなかった。本日は1~3を順番に鑑賞してから4~6まで見直した。

*2:ややこしいが、この時点での名前はキャスバル並びに、養子となった後はエドワウ。

*3:萌え系な感じのハマーン・カーンは興味深い。

*4:アニメの方は見た。漫画もしっかりと読んでネタに笑いたい。