Diario Sin Titulo

趣味の漫画描きの制作日記やら、雑学的なつぶやき等。ブログ名は「無題の日記」のスペイン語翻訳を意味する。読み方は「ディアリオ・シン・ティトゥロ」

思い出補正について考えた映画

 

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「雲のように風のように」[Blu-ray]

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  • 発売日: 2021/01/20
  • メディア: Blu-ray
 

 を観賞。1990年3月21日のテレビ放映当時、登場人物が麻雀に興じている場面から見始めていた記憶があったので、そこに辿り着いた時、本当に懐かしいと感じた。

思い出補正

 2000年の時、小学生以来の友人からこの作品のフィルムコミックをお土産に頂いた事もあったし、原作小説も2004年頃に読んだ記憶もあった。

後宮小説(新潮文庫)

後宮小説(新潮文庫)

 

 その時から面白い作品だと思っていた訳で、実に31年振りに観賞する前に抱いていた期待度は高かった。しかし観賞してみて感じたのは、このアニメ版の方は思い出補正というのが強かった作品だと感じた。

 面白いのは面白い。しかし、どこか物足りないと感じながら観賞していた。テンポ良く進むが、それ故に主人公に感情移入しにくい所があるなと思えた*1。何となく1時間20分程度ではなく2時間の分量で構成していたらもっと面白くなっていた気がした。

 その様に感じたのは歳月を経てしまった為に、観賞しつつ色々と感じる事があったからだったのだが、そう感じた事と言うのは私自身の創作活動において参考にすれば良い事にして、今後もこの作品はBlu-rayを手にした事なので、時折観賞する事が多くなる気がする。

雲のように風のように

雲のように風のように

 

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*1:私がそう感じただけなのかも知れない。